神と人との間|東京国際映画祭

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町医者の穂積と、親友で漫画家の添田はともに熱帯魚屋で働く朝子に惚れている。ある日穂積は添田に朝子を譲り、ふたりは結婚する。その瞬間、添田は愛人を作り朝子を虐待し、そのうえ穂積と朝子が不倫をするようにけしかけるなどサディストと化す。かつての親友に馬鹿にされ挑発されながらも一心に朝子を想い続ける穂積。しかしある事件をきっかけにその純愛は憎悪へと変貌する…。谷崎潤一郎の自身の体験「細君譲渡事件」を題材にした同名小説を原案に、『下衆の愛』『ダブルミンツ』の内田英治監督が現代を舞台に実写映画化。泥沼の三角関係を、ブラックユーモアを交えシニカルに描く。


独身男にありがちな思い込み、理想、自分の弱さを極端に描いたといえる。男は誰しも少なからず、共感できる点があるのではないか?