今回で9回目を迎える「DHLデザイナーアワード」は、MBFWTで発表されるコレクションの中から、高い創造性や技術を備え世界を見据えた活躍が期待されるファッションデザイナーを、DHLジャパンと一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構（JFW推進機構）が選出。同アワードは、副賞の総額50万円相当の海外発送クレジットという極めて実利的なサポートを提供し、受賞デザイナーの海外事業立ち上げ・さらなる国際展開に、これまで数々の実績をあげてきた。

2016 S/Sの「DHLデザイナーアワード」受賞者には、2014 S/SよりMBFWTに参加している、Ujoh（ウジョー）のデザイナー、西崎暢氏が選出された。
西崎氏によって2009年に立ち上げられたUjohブランドは、パタンナー視点からの服作りやエレガンスさを特徴とし、これまでロンドン、モスクワ、中国、香港に取引先を広げ、今シーズンからはニューヨークとパリの海外2都市でセールスをスタートしています。授賞式ではDHLジャパン セールス＆マーケティング本部 マーケティングコミュニケーションズマネージャーの竹田津知子（たけだつ・ともこ）氏より、記念の盾と総額50万円相当の海外発送の副賞が贈られました。

西崎氏のコメント

“このような賞を頂き大変光栄に思うとともに、Ujohの活動を日頃から支えてくださる全ての方々に心から感謝を申し上げます。視野を広げ、グローバルな展開を目指す中で、今回の受賞を機に、より一層海外進出に注力していきたいと思います。”

DHLジャパン代表取締役社長 山川丈人氏のコメント

“DHL デザイナーアワードは今季はや9回目を迎え、これまで、多数の日本人若手デザイナーの海外展開を支援してきました。国際エクスプレス業界のマーケットリーダーとしてDHLは、世界最大規模のネットワークと高品質な輸送サービスを提供し、今後も、日本のデザイナーやファッション業界の世界進出を強力にサポートしていきます。”

 

DHLジャパンがこれまで9回実施している「DHL デザイナーアワード」と並び、DHLはグローバルでIMG Fashionと共同で、世界のファッション業界を支援するプログラム「DHL Exported」を2014年より実施しています。「DHL Exported」の目的は、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、東京での権威あるファッション・ウィークでのランウェイデビューを通じて、今後国際的な活躍が期待されるあらゆる国のデザイナーの世界進出をサポートすることです。9月に発表された第2期受賞者4組のうち、東京でのデビューを勝ち取った「マルケス アルメイダ」が、2016年3月のMBFWT 2016-2017 A/Wにてコレクションを初披露します。また、ATSUSHI NAKASHIMAデザイナー中島篤氏が、日本人デザイナーとして初めて選出され、来年ミラノ・ファッション・ウィークでのコレクション発表が予定されています。

＊関連記事：DHL Exported | 中島 篤氏が日本人初受賞

Ujoh 2016 S/S

公式サイト: http://tokyo-mbfashionweek.com

photo:©Japan Fashion Week Organization