ローマカピトリーノ美術館、文化財監督局が主催し、ブルガリがデザインおよびセットアップを監修した「セルペンティ フォーム展」が、ブラスキ宮(ローマ博物館)にて、一般公開前の特別公開が2016年3月9日に行われた。
「セルペンティフォーム展」を通してブルガリは、現代美術、デザイン、ファッション、装飾芸術や写真に大きな影響を与え、またブランドの世界的な名声を強く印象付けてきた蛇のモチーフに賛辞を贈ります。
蛇は誘惑、再生、英知を表わすシンボルとして何世紀にもわたり世界中の人々を魅了してきました。「セルペンティ」コレクションは、その誕生よりブルガリの大胆な創造力を表すアイコンとして長きにわたり愛されてきました。
本展覧会では、ポンペイ遺跡やナポリの考古学博物館から貸し出された古代の宝石をはじめ、キース・へリング、ニキ・ド・サンファル、アレクサンダー・カルダー、マット・コリショー、パウル・クレーやジョアナ・ヴァスコンセロスなどによる現代美術まで幅広いアートを展開しています。40点以上にもなる1960年代から今日にかけてつくられたセルペンティのマスターピースは、ブランドがもつ先駆的な創造性から産まれたこのしなやかなモチーフの魅力的な変化を描いています。著名な写真家 ロバート・メイプルソープやヘルムート・ニュートンによるイメージをはじめ、イタリア最高峰のファッションデザイナーによるヴィンテージの服飾や格式高い劇場やシネマアーカイブによるクリエーションは、幅広い展示作品をより一層美しく魅せています。
カピトリーノ美術館、文化財監督局のクラウディオ・パリージ・プレシッチェ並びにブルガリ グループ CEOであるジャン-クリストフ・ババンそしてパオロと二コラ・ブルガリは、この記者会見のスペシャルゲストとして参加しました。
クラウディオ・パリージ・プレシッチェ / カピトリーノ美術館、文化財監督局は次のように述べています。
「ブルガリがデザインと設計を手がけた本展覧会は、市民に恩恵を与える官民連携のすばらしいものとなりました。古代より唯一無二のシンボルとして崇められてきたモチーフにフォーカスした本展覧会は、新たな芸術へにつながります。さらにこの取り組みにより、博物館の大階段に照明システムを新設することが実現しました。」
ジャン-クリストフ・ババン / ブルガリ・グループ CEOは次のように祝福の言葉を寄せました。
「セルペンティ フォームは、ギリシャやローマをルーツとするブルガリと蜜月の関係を築くモチーフを賛辞するものです。ジュエリーは美的感覚やトレンドを表現し、芸術からインスピレーションを得ます。細部への感性や創りあげたものに命を吹き込みたいという強い想いが共通しているからです。本展覧会は新たな作品やトレンドが生まれる空間になることでしょう。」
「セルペンティ フォーム」展は2016年3月10日から4月10日までブラスキ宮(ローマ博物館)にて開催される。
【お問い合わせ先】ブルガリ ジャパン 03-6362-0100 http://www.bulgari.com/ja-jp