タグ・ホイヤーの第2の完全自社製造ムーブメントの誕生
モナコV4の革新的なデビューから10周年記念
V4の技術を駆使し、常識を打ち破った最新オート オルロジュリーの誕生を800名のゲストが祝福
2014年3月27日、街で一番人気のナイト・スポット「カセルネ・バーゼル」で華やかなパーティーが開催され、タグ・ホイヤーはバーゼルワールドの幕開けを祝した。このライブミュージック・イベントには、800名以上のスペシャルゲストが参加し、タグ・ホイヤーが誇る技術を駆使した最新傑作、〈タグ・ホイヤー
カレラ キャリバーCH 80〉に搭載された、タグ・ホイヤー第2の完全自社製ムーブメント「キャリバー
CH80」と、オートオルロジュリーの常識を打ち破った、〈モナコ V4 トウールビヨン〉が披露された。
このイベントで、先駆的ブランドであるタグ・ホイヤーの、2014年の祝典テーマ「アート・オブ・マニュファクチュール」の幕が開き、パーティー参加者は、他では味わうことのできないインタラクティブな経験を楽しんだ。カセルネの会場は、タグ・ホイヤーの技術力を示す2つの柱
―アヴァンギャルドとアート―が融合した空間に作り替えられていた。
「タグ・ホイヤーにとって、マニュファクチュアリング、つまりモノづくりとは、他社がまねすることのできない独自の方法を貫くことを意味します」と、イベントの進行役を務め、タグ・ホイヤーの最新作を紹介したタグ・ホイヤーCEOのステファン・ランダーは語った。「常にウォッチメイキングを念頭に置くことはもちろんですが、革新すること、先へ行くこと、そして自らを完全に作り変えること
― これらを実現したいという大きな願望を抱くことも、同じように重要。新たに開発したモナコV4トウールビヨンは、こうした願望を見事に表現した傑作だ。
10年前、タグ・ホイヤーは、ギアの代わりに初めてベルト駆動を採用したウォッチ、モナコV4のコンセプトを開発し、業界のあらゆる常識を覆した。
その後、モナコV4は、コンセプトだけでなく一般向けに製品化されました。あれから10年、タグ・ホイヤーは次のステージへと駒を進め、常識を打ち破ったV4のテクノロジーに基づく、卓越したオートオルロジュリーの複雑機構、世界初のベルト駆動式トウールビヨンを発表した。
この祝典を開催する理由は、もう1つあり、タグ・ホイヤーは、最高品質を誇る一流のクロノグラフを製造する世界的リーダーとなるべく、努力を結集し、生産能力を拡大してきた。『スイス製』ムーブメント、ケース、そしてダイアルを完全自社製造する企業として、タグ・ホイヤーは総合的な垂直統合を誇る、ほんの一握りのスイスメーカーのうちの1社です。」
タグ・ホイヤーは、4,000万スイスフランを投じ、スイスのジュラ州に4つの生産拠点を設けた。
2つのクロノグラフ ムーブメントとケースはコノールで、ダイアルはトラムランで生産されている。
2015年までには、年間10万個のクロノグラフ生産を目指している。2013年、タグ・ホイヤーは、2009年に発表した最初の自社製ムーブメント、キャリバー
1887に続く、2作目となる「キャリバー
CH80」を開発した。これは、2年間という非常に短期間で、エンジニアチームが開発した傑作ムーブメント。「キャリバー
CH80」は、1963年に発表された初代カレラを忠実に再現したヴィンテージ感溢れる、新作のカレラに搭載されている。